しろたえ
赤坂見附の法律事務所で弁護士秘書をしていた20代の頃から変わらずあるケーキ屋さん。
-しろたえ-
再び寄らせてもらうようになるまでに、空白期間があったので、耐震工事とかリノベーションとかしたかもしれないけれど、とにかく中は全然変わっていない。
半地下の喫茶空間。
タイムマシンの中にしばらく身を沈めてみる。
初めて再訪した時は“カーディナル”というフワフワのメレンゲがのったケーキが20代の頃そのままにケースにあり、感動したが、今日はラインナップの中にはなかった。
とうとう代替わりなのかもしれない。寂しい。
お彼岸になると、必ず咲いている彼岸花。
今年の夏は気温が滅茶苦茶だったのに、今日、線路沿いを歩いていたら、やっぱり咲いていた。
何だか気持ちがクラッとなる。
・・・大いなるものを感じるというような・・・
京都滞在⑦
某日
北野天満宮、天神さんに市が立つ日。
上賀茂神社前の場所のバス停から出発。
この日はまだ 10時頃だったので神馬堂は開いていた。
葵餅を手に入れる。
此処のお餅はやっぱり美味しい。
余ったら冷凍、と思っていたが、息子と二人であっという間に平らげる。
天神市で手に入れたもの。
当座懸●帳
江戸・明治の商売の覚書帳
使用した紙を裏返し、二つ折りにして綴じたもの。
書き込まれているのはは美しい墨の文字。
物を大切に」している心が作る伝わってくる。
コラージュ作品に使いたいと思っているが、私には格上の紙かもしれない。
子供用帯揚げ
アンティーク着物
3~5歳女児用
汚れがなく状態の良いものが安く売られている。流石京都。
赤ちゃん用甚平 古着
わが家にあるお人形用に
甚平さんの上衣が人形の着物としてぴったりだった。
この人形、子供の頃 妹が美容院ごっこと称して髪をギザギザに切ってしまったお人形。
私はずーっと妹の人形だと思っていたら、私の人形だと母が言うので、私が引き取ったもの。
汚くなった髪を全て取り外し、そのままの状態。
着物姿が似合ってる。
頭部をどうするか、人形と相談して決めたい。
某日
帰宅前日。
近くのコンビニ前からバスに乗り、下鴨神社へ。
下鴨神社へお参りし、
🚏糺の森~🚏新葵橋 “新葵橋”の目の前に「花折」…鯖寿司で有名なお店。
お昼に手頃な感じのものがあったので購入。
以前、食べた「いづ重」の鯖寿司もそうだったが、鯖が塩でしっかり締めてある。
酢で軽く締めて、生っぽさを残す東京の鯖寿司とは一線を画す。
鯖との付き合いが長く、鯖を良く知っているという感じがする。
次回は鯖寿司の一折か暖簾をくぐってお店で鯖寿司を食べてみたい。
この本蕨餅が絶品。蕨餅が柔らかでぷるぷる。
他もすべて満足。
(🚏~🚏はのんびり歩きました。)
出町柳からバスに乗り、帰宅。
京都滞在⑥
某日
虹を見た。
山が近いせいか夕立ちが多く、気が付かないうちに雨が降り晴れる。
ふと見ると窓ガラスが濡れていて、空には虹。
大きな弧の右と左が見えたのでした。
虹は本当に久しぶり。
視界が開けているので気づくことが出来るのかもしれない。
某日
これで湯葉の炊き込み御飯を作るのが楽しみ。
前回買ったものは2回ぐらいで1袋なくなってしまったので、欲張って3袋。
軽いけど嵩張り、こわれやすいので東京に持って帰ってくるのは大変だった。
京都でも炊き込み御飯を作り、“美味しいでしょう?”と息子に食べさせる。
すみません。写真がなくて、これは去年のもの。
夜、台風通過
某日
昨年、目の前にたどり着きながら(休)で涙をのんだ「かさぎ屋」さん目指し、最寄りのバス停にいきなり行く。(🚏清水道)
八坂の塔を見ながらに二寧坂に向かって歩く。
- 甘党の素通りできぬ二寧坂 - とはかさぎ屋さんの事。
竹久夢二がお隣だったそう。
銅版画家の山本容子さんが学生の時からメニューも建物もそのまま。
老朽化でリノベーションしてしまう前に間に合って良かった。
…別の日に寺町通のスマート珈琲へ出かけたが、老朽化のため改築中だった。昨年、訪ねておいて良かった…
注文してから作る絶品“三色萩乃餅”
“写真撮っていいですか?”に“なんでも撮っていいけど商品だけは美味しそうに撮ってくれなきゃ駄目よ。”とお茶目なおかみさん。
八坂の塔を回り、下河原通りを八坂神社に向かって歩く。
「有本」の提灯を見つける。
此処も前回見つけられず、もう止めちゃったのかしらと思っていたお店。
やはり(休)だったらしい。
町屋の格子に提灯が下がっているだけなのだが、おいしいちりめん山椒が買える。
地方発送もするそう。
玄関には山本容子さんの銅版画が掛かっていた。
八坂神社にお参りをし、祇園方面へ
「いづ重」で 上箱寿司と鱧寿司を購入。
本当はお稲荷さんが欲しかったけど、夏はやっていないそう。お彼岸過ぎから。
「松葉屋」さん、「幾岡屋」さん は閉まっていた。定休日ではなかったが…(今回は定休日をきちんと調べてきた。)
舞妓さんの簪専門店「金竹堂」でつまみ細工のピンを買う。
前回の色違い。来る度、一つずつコレクションすることに決めた。
左が前回、右が今回。
「鍵善良房」で くずきり。
黒蜜で頂く。
20代の京和菓子巡り旅の時、四条河原町のお店の2Fで頂いて以来。
四条大橋を渡り、「村上重本店}へ
こちらも20代、ジュリーのラジオのDJで“むらかみじゅうちゅう(村上重という) 美味しい漬物店”の話を聞いて以来やっと本店に来た。私はしばらく、「むらかみじゅうちゅう」が名前だと思っていた。ジュリーの言う通り、ほんとに橋を渡って左側にありましたよ。
“茄子のぶぶ漬”は大好きで東京の高島屋に出ている「村上重」でよく買う。
“生しば漬け”を買おうをしたら、こちらが季節の新商品と勧められた。
“山科茄子の生しば漬”
こちらは多分、本店でしか買えないでしょう。
京都滞在⑤
支店がいっぱいなのか、チェーン展開しているのかわからないけど京都でよく目にするパン屋さん二つ。
「進々堂」
北山の進々堂もカフェレストランを併設していて、いつも誰かが食事している。
復刻カレーメニューがあるけれど、百万遍と同じかどうかは疑問。
全ての進々堂がカフェ併設かどうかはわからない。
食パンと北山メロンパン。行くといつもこれ。
「志津屋」
こちらはカフェはないパン屋さん。だと思う。
JRや地下鉄の構内(?)でも見かける。
「京都人の密かな愉しみBlue」に出てくる “なんでも発酵させたくなるシェフ” はここの職人さん。
パンが並んでいる2面のうち1面は食パンやお食事パンが並んでいたが、もう1面はクリームパンとメロンパンが占拠していた。クリームパンだけでも 和三盆のクリームパン・たっぷりクリームパン・レモンクリームパン…他にもあったような…
メロンパンも色々。
購入したのは、たっぷりクリームパン・究極のメロンパン・レモンクリームパン・食パン
食パンにもほんのり甘みがある。プレミアム食パンを食べてみたいが、なかった。
昨年、四条の地下で三角の形が面白くて買った志津屋のパン。この中も たしかクリーム。この時一瞬プレミアム食パンらしきものを見かけたが、次の瞬間売れてなくなっていた。
「ブリアン」
北山のパン屋さん。
平野にもあるらしい。
私は無添加パンのここに結局落ち着く。
食パン・普通系・ハード系は美味しい。
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マタニティ&ベビー用品店で見つけたDoll。
欲しかったけど売り物ではないそう。
京都滞在④
某日
途中に植物園があり、寄り道。
子供の頃よく見たひまわりやカンナはこんなだった。
「夏の花」っていう感じ。
この頃街中で見かけるひまわりやカンナは小っちゃくて私は不満だった。
植物園の門の隣の 「in the Green」 で昼食休憩。
植物園のチケットを見せると、ランチの+200円のドリンクがただになる。
京都に着いた夜もここで食事。
アンティパスト・サラダ・パスタ・ピザ、どれも味が良かった。私には一寸味が濃いめだが…
この日はカウンター越しにピザを作っているのが見える席。
時々、ピザ生地を空中に放り上げて生地を延ばすショー付きで、
終始見飽きることなく食事。
マルゲリータと本日のピザが次から次へと焼き上がり、運ばれていく。
今回はヘルシープレートにしたが、またピザ食べに来ようっと。
石窯とオリーブオイルポット
北山駅を過ぎて少し行くと 「クリアン・テール」というケーキ屋さんがある。
部屋探しの時、ウィンドウ越しに見て、なんて可愛いケーキ屋さんと思ったが、今回ようやく来ることが出来た。
へたな写真で伝わらないのが残念だが、
おとぎの国のお菓子みたいなのだ。
下の段のロールケーキの左横のケーキとその4つ先左のオランジュヨーグルというゼリーを購入。
ケーキの方は迷う人の為、小さめのショートケーキ&タルト&チョコレートケーキが集合。小さくても普通のものと同じようにきちんと作ってある。ゼリーは柑橘系フルーツがたっぷり入っている。
とにかく、見た目も味も大満足。
ダックワースだけのコーナーもあり、色々な種類のダックワースが…
勿論こちらも購入。日持ちが翌々日までなので時間差で頂くことが出来た。
下見も抜かりなく終えた。
京都滞在③
…つづき…
ふたばで豆餅を手に入れ、気持ちに余裕が出来る。
鴨川を見ると飛び石が…
飛び石で鴨川を渡るのもやりたかった事。
しかし、私の年齢にとっては真剣勝負だった。
飛び石の間隔が微妙に広い。
弱々しく飛べば届かず、勢い余れば着地するべき石の向こうに行ってしまう。
一つ一つ えいっ!と声をかけながら飛ぶ。
向こう側に着いた時は達成感とホッとした感。
振り向けば飛び石にいるのは子供&若いカップル&外国人なのだった。
某日
ご近所の上賀茂神社にお参りし、その前のバス停から出発。
神社へ行く道すがら なり田・神馬堂へ
なり田
この店の看板、“すぐき”と茄子のしば漬けを購入。
茄子のしば漬けは出来たばかりという新漬を勧められそれを購入。“大原紫葉”
既に開封して随分食しました。
神馬堂
午前中だったが、もう売り切れで店の鎧戸を閉めているところだった。
バスを駆使すると酷暑の中も結構移動できる。
お腹が空いたので 晦庵・河道屋でお蕎麦。
だしの効いたつゆと山椒の効いた鳥の照り焼きとともに頂く。
Very Good!
食後は同じく三条のイノダコーヒ本店へ
入店する時ショウケースで見たジャンボシュークリームは帰る時には売り切れていた。
多分、本店限定ケーキなのだと思う。
京都滞在②
某日
京都駅からバスで大原の宝泉院へ
此処へ行くきっかけとなったはこの写真のカメラマン横山健蔵氏の腕ですが、此処のお庭も松もなかなかのもの。ただ松がマツムシの害に遭っていたのが残念。
流れで大原陵・三千院を巡り、大原女の道を歩いて帰路のバス。
八瀬駅で途中下車。
往きのバスから瑠璃光院の矢印を見かけたので…
大原のバスの切符売り場で公開を訊ね、“やってると思うけど2000円よ!(拝観料が2000円)”と言われ、八瀬駅の横断歩道で旗を振っている人に瑠璃光院の場所を訊ねると“もう終わっちゃったよ。”
えっ!もう閉館時間?と思いきや、春の公開は6月中旬で終わり、次は秋に公開ということらしい。
途中下車しちゃったのに・・・今回の私は切り替えが早かった。
出町柳といえば、豆餅のふたば。
やっと念願叶い、ふたばで豆餅(豆大福)を購入。
“みぞれ餅、最後の2個です!しんこ、最後の1個です。”という離れ技。
あとはもう名物の豆餅のみの販売。
やはり現地で購入した出来立ての豆餅は美味しかった。
瑠璃光院は次回の宿題とす。
京風?すき焼き
万願寺とうがらしが出回って来たので、
私の好きな「京都人の密かな愉しみ」の1stシーズン夏編に出てくる大原千鶴先生のすき焼きを作ってみた。
実山椒
湯むきトマト
実山椒は5月にスーパーで見つけたのを冷凍しておいた。
味付けは砂糖と醤油のみで、この実山椒が味の決め手となり独特の美味しいすき焼きの出来上がり。
出来上がったものをよそったあとの残り汁で生椎茸も炒め煮。
風味豊かで、夏バテ防止にもなりそうなすき焼きが出来た。
しっかりと御飯を食べた。
「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中」
再放送アリ。
“送る夏” 7/24~27 BS 夜7時~7時30分
“祝う春” 7/31~8/3 BS 夜7時~7時30分
杏ジャム
国技館のやきとり
今、マンションの設備大規模改修工事をやっている。
熱中症で病院搬送の人の数が爆発した暑さの中を。。。
650円。
国技館の地下にやきとり工場?があってそこで作っているらしい。
小学生の頃、父が勤め先の関係でチケットを手に入れ、家族で国技館に相撲観戦に行ったことがある。枡席より上等らしかったが、天皇がご観戦する席の近辺で飲食禁止の席だった。その時は天皇のご観戦はなかったが、飲食禁止なことに変わりはなく、枡席の人たちが飲み食いしながら観戦しているのを上から恨めしく眺めていた。その時食べられずにお土産として持たせられたのが、このやきとり。
前回、やはり新宿駅構内で買って、40年ぶりぐらいのご対面だったが、何だか味と匂いが変わっていない感じで感激だった。
独特の風味と味付けで他にはないお味。
思い出も加わり、なかなか美味しいと思う。