スペキュロス的食メモ

”食べること”に興味あり。食から季節や文化を感じながら暮らしたい。

京都滞在⑥

某日

虹を見た。


山が近いせいか夕立ちが多く、気が付かないうちに雨が降り晴れる。
ふと見ると窓ガラスが濡れていて、空には虹。










大きな弧の右と左が見えたのでした。

虹は本当に久しぶり。
視界が開けているので気づくことが出来るのかもしれない。

某日
錦市場湯葉吉でお徳用こわれ湯葉を3袋購入。
これで湯葉の炊き込み御飯を作るのが楽しみ。
前回買ったものは2回ぐらいで1袋なくなってしまったので、欲張って3袋。
軽いけど嵩張り、こわれやすいので東京に持って帰ってくるのは大変だった。
京都でも炊き込み御飯を作り、“美味しいでしょう?”と息子に食べさせる。

すみません。写真がなくて、これは去年のもの。

夜、台風通過


某日
昨年、目の前にたどり着きながら(休)で涙をのんだ「かさぎ屋」さん目指し、最寄りのバス停にいきなり行く。(🚏清水道
八坂の塔を見ながらに二寧坂に向かって歩く。
- 甘党の素通りできぬ二寧坂 - とはかさぎ屋さんの事。
竹久夢二がお隣だったそう。




銅版画家の山本容子さんが学生の時からメニューも建物もそのまま。
老朽化でリノベーションしてしまう前に間に合って良かった。
…別の日に寺町通のスマート珈琲へ出かけたが、老朽化のため改築中だった。昨年、訪ねておいて良かった…


注文してから作る絶品“三色萩乃餅”

“写真撮っていいですか?”に“なんでも撮っていいけど商品だけは美味しそうに撮ってくれなきゃ駄目よ。”とお茶目なおかみさん。



八坂の塔を回り、下河原通りを八坂神社に向かって歩く。
「有本」の提灯を見つける。



此処も前回見つけられず、もう止めちゃったのかしらと思っていたお店。
やはり(休)だったらしい。
町屋の格子に提灯が下がっているだけなのだが、おいしいちりめん山椒が買える。
地方発送もするそう。
玄関には山本容子さんの銅版画が掛かっていた。





八坂神社にお参りをし、祇園方面へ
「いづ重」で 上箱寿司と鱧寿司を購入。





本当はお稲荷さんが欲しかったけど、夏はやっていないそう。お彼岸過ぎから。


「松葉屋」さん、「幾岡屋」さん は閉まっていた。定休日ではなかったが…(今回は定休日をきちんと調べてきた。)


舞妓さんの簪専門店「金竹堂」でつまみ細工のピンを買う。
前回の色違い。来る度、一つずつコレクションすることに決めた。


左が前回、右が今回。


「鍵善良房」で くずきり。



黒蜜で頂く。
20代の京和菓子巡り旅の時、四条河原町のお店の2Fで頂いて以来。

四条大橋を渡り、「村上重本店}へ
こちらも20代、ジュリーのラジオのDJで“むらかみじゅうちゅう(村上重という) 美味しい漬物店”の話を聞いて以来やっと本店に来た。私はしばらく、「むらかみじゅうちゅう」が名前だと思っていた。ジュリーの言う通り、ほんとに橋を渡って左側にありましたよ。





“茄子のぶぶ漬”は大好きで東京の高島屋に出ている「村上重」でよく買う。
“生しば漬け”を買おうをしたら、こちらが季節の新商品と勧められた。
“山科茄子の生しば漬”
こちらは多分、本店でしか買えないでしょう。