スペキュロス的食メモ

”食べること”に興味あり。食から季節や文化を感じながら暮らしたい。

稚加榮の辛子明太子

渋谷に出かけたら、東急東横店で福岡物産展が開催されていた。(4/10まで)

稚加榮の辛子明太子があったので購入。

稚加榮の辛子明太子は北九州で神主をしている伯父の一押しのご推奨なので、博多の辛子明太子数あれど、一番美味しい中のひとつなのは間違いない。
料亭の辛子明太子。
原料から作り方から凄くこだわって作っている。


昨日のお買い上げはチューブ入りの辛子明太子。というか、いつも私はコレ!
そんなに量はいらない我が家にとってこれは物凄く便利。
普通の辛子明太子を買うより安いし、手も汚さずに簡単に稚加榮の味を楽しむことが出来る。

エレベータの上り口で配っていた引き換え券で海苔もプレゼント。


頂いた海苔と一緒に御飯前に一寸試食タイム。

 
プレゼントは10センチ四方程度の海苔4枚であったが、
この海苔が出来立てのパリパリでとても美味しかった。
稚加榮の辛子明太子は言うまでもなく、である。



花と団子。。。一才桜&ちもとの桜餅

ここ2~3年軽かった花粉症だが、今年は結構ひどく、外出は必要最低限。
お花見は道すがら桜を眺める程度。

4月2日(月)
ベランダの一才桜開花。






ベランダのガラス越しのお花見。

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ちもとの桜餅
立春より4月上旬桜の散る頃までお作り致します。」
と栞に書いてあるので、来年かなアと思っていたところに八雲図書館からメール。

予約図書の準備が出来ました、の連絡。4月2日
こんな季節は予約図書もちょくちょく流してしまう私だが、今回は即出かける。4月3日

ちもとの桜餅目当てで…

甲斐あって美味しい桜餅を頂くことが出来た。



ちもとの桜餅は初めまして。

大きさはぽっちり。
道明寺製の餅は文字通りもちっとしている。
餡は得も言われぬ上品な美味しさ。

桜餅もこんなに上品に美味しく作ることが出来るんだ!と感動する逸品。









焼き筍

筍が生協から届く。
その日のうちに糠と鷹の爪を一緒に茹でる。
いつもは茹で汁ごと冷めるのを待って、皮を剥き、糠を洗って、水に浸ける。
まずは筍御飯を炊き、姫皮のお吸い物。
後は天ぷらにしたり、中華炒めに使ったり…

今回届いたものは小ぶりだったこともあり、
木皿泉さんのエッセイに出てくる焼き筍を作ってみる。

茹でたての筍の皮を“アツっ!アツっ!”と言いながら剥き、適当な大きさに切る。
グリルで焼き、バルサミコ酢と醤油で頂く。
一寸えぐ味があるが、筍の味と香りを存分に味わうことが出来た。



焼き筍。
牛肉・新牛蒡を薄味で煮て三つ葉を散らしたもの。
鯵の干物。
若布・胡瓜・シラスの酢の物。
豆御飯。

牛肉の一品は柳川風に牛蒡と三つ葉を合わせて卵でとじるのが元々のレシピであるが、夫は三つ葉が嫌い、私は卵をご遠慮したいので、牛蒡を敷き、牛肉を煮た鍋の半分は卵とじ、半分は三つ葉をのせて蓋をする。

後で、エッセイを読みなおしたら、筍はオリーブオイルをかけて焼くと書いてあった。
さてさて次回の筍でのお楽しみとなった。

ウエストのモザイクケーキ

昨年4月の終わりに咲きすぎて見切り品になっていた金魚草を買ったのだが、
一冬越してまた花をつけた。
こういう花は本当に可愛い。


苔も芽吹き?

こういう世界はカメラの力を借りて一段と興味深くなる。
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春の東横のれん街まつり
3/22~4/4

エストの1週目はモザイクケーキ、各日20本限り。

限定に弱い典型的な人間。
銀座や青山のウエストに行けばいつでも買えると分かっていても、わざわざ渋谷まで出向して販売してくださるのだからと参加。
食べる人が二人しかいない現況で棹一本買ってどうするの?


しかし、棹をカットして食べる出来立てのモザイクケーキは美味しかった。



2週目はパウンドケーキ。
こちらも各日20本限り。
しかもこちらはかつての定番ケーキで普段は買えない。
どうしよう?



オレンジカップ

国産オレンジの季節も終わり、オレンジカップの瓶が3つ。
1年間、これだけあれば悠々大丈夫でしょう。

オレンジカップはパンを焼くときのフィリング用にオレンジの皮をグラニュー糖で甘く煮たもの。
何故オレンジカップというのか?
本来はオレンジを半部に切って実を取り出し、カップの形のようなオレンジの皮を煮るから。
でも私は傷などをよけながら、くるくると皮を剥き、適当な大きさにするのでご覧の通り。



自分で煮たオレンジの皮は香りが抜群。

オレンジの皮・レーズン・クルミなどを入れてハード系のパンが焼きあがればニコニコの時間が待っている。
でも今、なかなかパンを焼くところまで気持ちが行かない。
オレンジカップを作るのはそれより楽に出来るので、オレンジの皮を煮ることで気持ちの余裕をキープ。

セーグル・フリュイが焼ける日を何とかして手繰り寄せたい。


九条ねぎ・若布・揚げのぬた

1月に鮭のあらで粕汁を作った。
白味噌が余っているので九条ねぎを購入し、ぬたを作ってみた。

お気付きの方もいらっしゃるかもしれないが、「京都人の密かな愉しみ」に出てくる料理を真似して作っている。
粕汁もそうだし、小豆粥とかビーフカツサンドも作ってみた。
で、今日は九条ねぎのぬたである。

九条ねぎは湯がき、揚げはグリルで炙る。
揚げのいつもの下ごしらえは湯通しだが、大原先生に従い、炙ったら香ばしい香りがして揚げがふわっとなった。豚汁などを作る時も炙ってみると美味しいかもしれない。



タラちりと大好きな豆御飯と一緒に…

豆御飯は毎週炊いている。
毎週えんどう豆が届くので…
毎週注文してるからだけど…

金柑「たまたま」

友人がすごくPRしていた宮崎県産の金柑「たまたま」
丸ごと食べることが出来て、美味しい!!とのことだった。

生協で見つけて注文し、楽しみに待っていたのが届いた。


彼女は宮崎県振興局のVIPとして「たまたま」と出会ったのだろう。
画像で見せてくれた「たまたま」は真ん丸で大きかったが、
庶民のところに届いたものは大小ばらつきのある小さめの「たまたま」。

大きいものは丸ごと美味しく頂くことが出来たけど小さいものは中を種が占拠していてちょっと悲しい感じ。

クシ切りにして種を除き、プチトマトのように たまたま?作ったチキンサラダに散らしてみる。サラダがバージョンアップの会心の出来栄え
チキンと柑橘系は合うもんね。
こうして「たまたま」全てを美味しく頂くことが出来た(^^)v
非常に満足


雛祭り

雛祭り 
今日は女の子のお祭り

昨年、小学校の友人と再会した。
中学も一緒だったので、45年ぶり。…えっ?!(あらためてこう書いてみてびっくり!!)
彼女のお母様は当時、紙人形を作っていらして彼女の家に遊びに行った時にマッチ棒でつくるお雛様の作り方を教わった。小学生だったし、至れり尽くせりの今でいうキットを用意してくださっていたのだと思う。

思い出して久しぶりで飾ってみた。(物持ちのいい私。)



それが、このお雛様。
お顔がマッチ棒の先で出来ている。
前に写っている雛あられと比べてみれば、大きさがお分かりいただけるでしょう。


私は長女なので私が生まれた時、両親は確かに私に7段飾りのお雛様を揃えてくれた。しかし、妹が2人いるので、結局私の所有物とはならず、結婚後、私とずっと一緒にいたのはこのお雛様だったことになる。(子供は男の子だったし…)

さて、スペキュロス的に言うと、
雛あられは断然ポン菓子の雛あられだ。
小粒でざらっとした上品なものもよいが、子供の時に食べたシュワ―ッと口の中で溶ける“ひなぽん”が私にとっての雛あられである。



夕食。

醍醐のちらし寿司。
蛤の潮汁。
菜の花の辛し和え。
+ワカサギのから揚げ・鶏の照り焼き・玉子焼き。


それに勿論コレ!!
曙の桜餅。お抹茶付き

それにしても蛤が Too Expensive!
人の足元見過ぎでしょ!😡

蟹好き鍋

幸さんの真似をして蟹すき鍋というのを初めて作ってみました。

豆腐をたっぷり入れて。

熱々をポン酢で頂く。
サッパリしていて、カニの殻からも栄養がたっぷり出ている気がして御汁まで完食!


チョコレートケーキ

チョコレートケーキ焼きました!!



去年は腱鞘炎で指が痛く、焼かなかったけど、毎年焼いている辻口博啓さんのレシピの美味しいチョコレートケーキ。

気分は余裕でいつも通り作り始めたが、玉子を卵黄と卵白に分け、泡立てようとハンドミキサーを出そうとしたら…ハンドミキサーが無い!

そういえば最近ハンドミキサーの箱見てない。前はここにしまっていたけど何処に移動しちゃったのか覚えてない。最近の「覚えてない!」がこんなところで出ちゃってかなり焦る。

一通り探したけど無く、まず手で泡立ててみるが、腕は痛くなるし埒が明かない。
次は何年も前に買って放りだしてあったバーミックスを取り出す。説明書見ながら組み立て初めて使ってみるが、卵黄の量が少ないせいか全然泡立たない。
なんだ、バーミックスなんて全然便利じゃないじゃんとか悪態をつきつつ再度手で泡立て。やっぱり埒が明かず。

駄目だったら冷凍してある富士屋ホテルのチョコレートロールケーキにしよう、と覚悟を決める。
ここはあり得ないと探さなかったところの扉を開けるとなんとハンドミキサーが…。
忘れちゃってゴメンね。

30~45分はロスしたと思う。

漸くいつものやり方に戻り、写真のごとく焼きあがった。

焼くのは2年ぶりと思っていたが、2015年からつけている5年日記を見てみると15年から焼いていないのがわかり、少なくとも4年ぶり。ハンドミキサーを使うのも少なくとも4年ぶりだった。

それにしても何処にしまったかすぐわからなくなっちゃうのだから極力しまう場所を変えないようにしないとね。



可愛くて缶買いしてしまったバンホーテン190周年アニバーサリーピュアココア、
40g使用。
次はココアの食パンを焼いてみるつもり。


節分

節分。


鶴屋吉信・桃山「福ハ内」
そらとお多さんをかけている。


田園調布・曙の薯蕷饅頭

本当に和菓子の意匠は素晴らしい。
美味しさを伴っているところ、食べてなんぼのところが唯一無二のパフォーマンス。


今夜は豆まき。

今年は一人でやるかなあ…

葉牡丹


食べる話ではないのだけれど…

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お正月の生け花の中に入っていた葉牡丹。
小ぶりな一輪で、薔薇みたいで可愛いので、枯れた葉を摘んではずっと生けていた。

随分と伸びてもう薔薇ではなくなっていた。



水を入れ替えよう取り出したら、ほらこの通り。
根っこが出ていた!!



葉牡丹に元気をもらう。
狭いベランダにまた鉢植えが増えそう。

この日も寒く、夜気は澄んで、月が綺麗に出ていた。

春の音連れ

スーパーのワゴンでタラの芽を見つける。
早速、天麩羅に…
大好きな生椎茸の天麩羅と大好きな生麩の素揚げも一緒に。
もし、私が食わず嫌いに出演するとしたら、生椎茸の天麩羅は外せないと思っている、ぐらい好き。
この番組、終わっちゃったんだっけ?
これまた大好きなえんどう豆御飯も炊く。



東京は2日前に雪が降って大騒ぎだったが、食卓には確実に春が訪れている。