焼き筍
筍が生協から届く。
その日のうちに糠と鷹の爪を一緒に茹でる。
いつもは茹で汁ごと冷めるのを待って、皮を剥き、糠を洗って、水に浸ける。
まずは筍御飯を炊き、姫皮のお吸い物。
後は天ぷらにしたり、中華炒めに使ったり…
今回届いたものは小ぶりだったこともあり、
木皿泉さんのエッセイに出てくる焼き筍を作ってみる。
茹でたての筍の皮を“アツっ!アツっ!”と言いながら剥き、適当な大きさに切る。
グリルで焼き、バルサミコ酢と醤油で頂く。
一寸えぐ味があるが、筍の味と香りを存分に味わうことが出来た。
焼き筍。
牛肉・新牛蒡を薄味で煮て三つ葉を散らしたもの。
鯵の干物。
若布・胡瓜・シラスの酢の物。
豆御飯。
後で、エッセイを読みなおしたら、筍はオリーブオイルをかけて焼くと書いてあった。
さてさて次回の筍でのお楽しみとなった。