スペキュロス的食メモ

”食べること”に興味あり。食から季節や文化を感じながら暮らしたい。

こんにゃくの伽羅煮

「こんにゃくの伽羅煮」というものを初めて作ってみました。
 

 
ずいぶん前の朝日新聞の記事の切り抜き
新生姜御飯がメインの記事でその副菜として載っていたモノ
 
伽羅煮という名前
何だか和風おしゃれ?(あまり好きな表現ではない)とでもいいますか
とにかく名前に惹かれて 切り抜きをさらっと見ると
 
こんにゃくと干し椎茸と唐辛子をごま油で炒めて酒・みりん・醤油で調味。
美味しいかも。
と だしを足したりして適当に作ってみました。
 
 
出来立てはとても美味しく
大好きな豆ご飯も炊き
幸せなひととき❤
 

 
たくさん出来たので残りは冷蔵庫へ
 
翌日の晩御飯の副菜に出したら
こんにゃくに味が染みてとても辛くなっていました。
 
次回はもっと薄味で、と学習しつつ
 
伽羅って何?
と調べてみると
 
香木の一種の沈香のなかでも特に質の良いもの。を指すそうで
お香の世界では最上級の意味。…やっぱりね。
油分の多いものは色が濃く、ここから焦茶という意味の伽羅と言う名前がついたらしい。…ということは焦茶煮?
 
だから辛いんだわ!と変に納得。
 
そういえば“きゃらぶき”も蕗の茎をお醤油色に煮てあったっけ!
ちゃんと食べたことないけど あれも見るからに辛そう。
伽羅蕗”だったんですね。