スペキュロス的食メモ

”食べること”に興味あり。食から季節や文化を感じながら暮らしたい。

六波羅廻り

(火)東京へ帰る日の前日

すっかり慣れた感じでバスで四条河原町へ。
四条大橋を渡り、祇園へ。
まずは「切通進々堂

家探しの後の半日観光では横目で確認しながら素通りしたお店。
舞妓さんのお気に入りのゼリー “あかいーの” “きいろい―の” “みどりーの”がある。
とりわけ色の美しい“みどりーの”を注文。

舞妓さんがこぼして着物を汚すことがないように固めのゼリーになっている。
昔ながらのゼラチンゼリーでプルプル。

隣の席のご近所さん(お名刺いただき、五条の味噌屋さんと判明)と少しお話。
狭い部屋に二段ベッドで外国人観光客を詰め込むゲストハウスが増えているという。東京も似たような話で揺れていると応じたが、“民泊”という言葉が出てこなかった。哀し。

お次はお寿司の「いづ重」
道を挟んで八坂神社が正面にある。
本来なら、お参りしてから寄りたいところだが、道順からいって先に食事。

6人連れの若いお嬢さんたちが、このお寿司が運ばれてきてワぁー、と歓声をあげていた。
私も感動して、これと鯖寿司をお土産にする。


八坂神社へお参り。
横手から出て、清水寺へ。
石塀小路・ねねの道を通り、二年坂の甘味屋「かさぎ屋」を探す。
銅版画家・山本容子さんご推奨のお店。(私の京町歩きは彼女の「京都あそび三十三景」がベースになっている)

二年坂が終わるところでやっと見つける。
(火)定休日
ガックリ_| ̄|○



二年坂のスタバはこんなです。

産寧坂を経て清水坂
清水寺参拝。

帰りは清水坂を一気に下るつもりが、人込みを除けていたら五年坂の方に行ってしまい、気づかずに一気に下りたのでかなり南に下ってしまった。
斜めに北上し、六波羅蜜寺へ。


このシュールな状況が写実的な表現の彫刻で成立しているところがなんとも凄い。
変な言い方だが、きっと皆この像が好きだと思う。

東寺・三十三間堂六波羅蜜寺と、御朱印長を携行しなかった時の半日観光の修復がこれで完了。(東寺は前回、三十三間堂は国宝展の後で御朱印を拝受す)

建仁寺に沿って北上。
団栗通を通り、花見小路を上ル。
再び四条通に出て、和菓子「松葉屋」で松露、小間物屋「幾岡屋」でガーゼの手拭を買う。

もう一回切通進々堂へ行き、ロールケーキをお土産に買う。
勿論、自分も食べるために…












四条大橋を渡る。

時間があったので、高瀬川沿いを歩く。
うどん屋「美よし」を探すため…

見つけた!


お店の入り口へ周る。
定休日。

なんで?!

営業時間を確認し、この日はこれまで。

三条河原町からバス。
往きの車窓から見かけた「岡本神草展」のポスター。
帰りの車窓から、場所と期間を確認。

開催中ならいいのに…