スペキュロス的食メモ

”食べること”に興味あり。食から季節や文化を感じながら暮らしたい。

千疋屋・グレープフルーツゼリー

 

前記事で老松・夏柑糖をご紹介しましたが、

これと双璧をなす洋風の逸品が 千疋屋・グレープフルーツゼリー

 

正式にはデラックスグレープフルーツゼリーと言うらしい。

 

 

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ブルーのパッケージも可愛らしく。。。

前は箱に入れてくれたと思ったけど?

まあ可愛いからいいでしょ。

こういうブルーは赤と最高の配色だと思っています。

 

f:id:kao0707:20190418034553j:plainこちらが デラックスグレープフルーツゼリー

もうこれは どなたが召し上がってもご満足の一品でしょう。

 

銀座7丁目に千疋屋があったころ、銀座に行けば7丁目で必ずフルーツパフェを食べ、お土産にグレープフルーツゼリーでした。

7丁目のパフェは美味しかったなあ💛

店内は天井が高く、広々していて、お客さんもあまりいなくてゆっくりした時間が楽しめました。

 

今は4丁目の千疋屋で必ずフルーツパフェですが。。。

いつも混んでいますなあ。

席に着くまでに、必ず並んで待ちます。

このゼリーを買った時は2階のパーラーから1階のショップまで階段にズラーっと並んでいたのでさすがにゼリーだけ買って帰ってきました。

 

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かつての話

 

7丁目のお土産のグレープフルーツゼリーを母と食べながら、「私が入院した時のお見舞いはこれね!」と言っていたのに

 

出産で入院した時も

脳腫瘍で入院した時も

このグレープフルーツゼリーにはとうとうお目にかかれませんでした。

 

とにかくみんな私みたいに食べることに執着がないのね。

私が逆の立場だったら、こういう事だけは覚えていてお見舞いに持っていくけど。。。

私がこだわって持っていく程には 受け取った病人は嬉しくないのかもしれない。

世の中うまくいかないもんだとつくづく思います。

 

脳腫瘍の時は季節が5・6月でした。

私が「リンゴが食べたい」と言ったら

「〇〇〇(私の名前)、今リンゴの季節じゃないのよ」といって母はやっぱり持ってきてくれませんでした。看護婦さんも「そうだ。そうだ。」の合いの手。

季節じゃないのはわかっているけど,

リンゴくらい いつでもスーパーにいけば売っている世の中なのに。。。

 

つい、思い出して書いてしまいましたm(_ _)m