スペキュロス的食メモ

”食べること”に興味あり。食から季節や文化を感じながら暮らしたい。

亥の子

人生初・亥の子餅。


虎屋製。
きな粉・干柿・ごまを混ぜ込んだ餅製の生地で御膳餡を包んであります。

亥の子とは旧暦10月の上旬の亥の日のことで
この日に無病息災を願い、亥の子餅を食べるのだとか…

何にせよ、こういう年中行事は好きです
(亥の子餅は“京都人の密かな愉しみ”で知りました。)
因みに今年の亥の子は11月15日。
虎屋さんでは11月いっぱい亥の子餅を作っています。

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このお餅の意匠が猪の子を表現しているのなら、凄いイマジネーションの飛躍と無駄のない単純化に脱帽です。和菓子の意匠には「参った」がいっぱいです。食べるもので作っているところ、食べてなくなってしまうところも「参った」なのです。

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さて、11月になると代官山の“かまわぬ”へ行き、干支の豆こけしを買うことにしています。

今年はコレ。

九つ揃いました。