スペキュロス的食メモ

”食べること”に興味あり。食から季節や文化を感じながら暮らしたい。

苺のジャム

料理なんかしそうもない友人が「底値の苺を買ってジャム作り!」の投稿。
それが丸ごとの苺のジャムで美味しそうだった。

いいなぁと思ったが、うちの方では苺の底値は随分前に終わっているので、来年作ってみようと気持ちを鎮静させる。

実は私は苺ジャムは好きではなく、市販の苺ジャムは買ったことがない。
生の苺は大好きだし、安い小粒苺はストロベリーリキュールを振りかけ、粉砂糖を振って、冷蔵庫で冷やして食べたりする。これは美味しい。
でも苺ジャムは好きではない。

スーパーを覗いてみるがやっぱりもうシーズン終了で、苺はあるにはあったが高かった。
鎮静したとか言いながら、作る気満々である。
安売りの八百屋を覗くと底値とはいかないが、比較的安く苺があった。
2パックとレモンを買う。

苺は一応洗い、へたを取る。



苺の水気を取り、砂糖とレモン汁を入れて火にかけ、木杓子で苺を4等分にしていく。
家中に甘酸っぱい香りが漂う。
お鍋の中は赤い色が鮮やかな苺のソース。


瓶に詰める。

左が砂糖30%、右が15%。

鍋やスプーンに残ったソースを舐める。美味しい。

この後瓶ごと煮沸と冷却。
逆さにして冷ます。こうすると長期保存可。
でも早速蓋を開けてソースを一寸パンに塗ってみる。
あの苺ジャムの匂い。私はこの匂いが好きではないのだ。
お鍋やスプーンを舐めてた時はこの匂いはしなかったのに…
冷えて時間が経つとこうなるのね。
一寸ガッカリだが、砂糖控えめの苺ソースにしたのでワッフルのソースにして頂くことにする。