スペキュロス的食メモ

”食べること”に興味あり。食から季節や文化を感じながら暮らしたい。

蒸し豚・豆腐ようソース

先日、雑誌の切り抜き通りに「蒸し豚・豆腐ようソース」を作った。
私の関心は“豆腐よう”にあり、蒸し豚は豆腐ようソースを味わうために作っていた。


こういう時、得てしてガツンとやられてしまう。
そう、蒸し豚が思い外(というか全然思っていなかった)美味しかった。
考えてみたら、ゆで豚は何回か作ったことがあるが、蒸し豚は初めて。
塩麹をすり込んだロースのブロックを一晩冷蔵庫でねかせ、塩麹を洗い流して水気をふき取り、葱と生姜を敷いた上に置き、その上から葱と生姜をさらに散らしお酒を振って50分蒸し器で蒸した。(豚ロースブロック600g)
蒸し上がったら、粗熱が取れるまで放置。
時間の余裕は必要だが、手間はいたって簡単。



そのままスライスしたものをどれどれと味見。
えっ!ナニコレ!美味しい!!
と一切れあっさり平らげる。
ロースの脂が蒸すことでマイルドになって肉に絡んでいる。それに薄っすらとした塩気。
私はソースなしで充分だった。
一寸パサつくところにソースをかける程度。



ソースは豆腐ようをベースに酢・砂糖・醤油・おろし生姜・葱のみじん切りを加えたもの。
鶏胸肉の蒸し鶏なんかにこのソースは合いそうだ。