六曜社のドーナツ
(日)は百万遍で待ち合わせて骨董市へ。
空缶とヘアピンで作った琉球音階の楽器とか蓮の実とか変なものを購入。
友人の息子さんが通っている大学を案内してもらい、学食で昼食。
日曜なので一般人で学食はいっぱいだった。
バスで国立博物館へ移動。
「国宝展」を見る。
私が“金印”は初めてだと言うと友人は目を真ん丸にして驚いていた。
彼女は福岡出身。
結局、“金印”は第四期のみ展示で、私たちは第一期の最終日に訪れていた。
でも、雪舟が4点と充実、宗達の風神・雷神や平等院鳳凰堂の雲中菩薩たちとまたご対面出来たし、法隆寺金堂の広目天を間近でぐるりと見る頃が出来るなど、「国宝展」って凄い!誘ってくれた彼女に感謝!なのだった。
★★★
話は数年前に遡る。
an an が「おやつの時間」という特集を組んだことがあった。
主に出版業界の人がそれぞれお気に入りのスィーツを紹介していたが、その中に“六曜社のドーナツ”というのがあった。
---六曜社の地下でしか食べられないオーナーの奥さんの手作り・京都---
六曜社って出版社かしら?京都じゃどの道ご縁はないわね、と思っていた。
★★★
1Fと地下があり、地下は雰囲気のあるレトロな珈琲店。
勿論、私はコーヒーとドーナツを注文。
彼女は学生の卒業旅行で知り合った友人で、40年近くを経てこうしてまた一緒に京都を歩いているなんて何だか感慨深い。
人生って生きてみなけりゃわからないもの。
芸艸堂の絵葉書