スペキュロス的食メモ

”食べること”に興味あり。食から季節や文化を感じながら暮らしたい。

最後の晩餐

息子が京都に移住してから早1週間がたった。

栄養を考えて、子供のために毎日食事を整えるということも終わるのだと思うと、感慨深く、3月は心こめて最後の食事たちを作ろうと思ったが、歓送会あり、セミナー合宿ありで、彼もなかなか忙しく、私も母が怪我したりで、月の半分作っただろうか?

コロッケ・ハンバーグ・ドリア・お稲荷さん・空豆じゃこ御飯・けんちん汁・焼きなす…
お昼は鶏南蛮そば・天ぷらうどん・ミートボールスパゲッティ・チャーハン…

最後の晩餐は次の日が大変なのが想像できるので、体力温存したいし、体力つけたいし、鰻にしよう!!と決めていた。
しかし、前々日、牛すね肉のスープを作り始めたら、「夕食要らない」のメール。
早く言ってよね。
前日は卒業を祝う会で御飯は要らなかったので、牛すね肉のスープにトマト缶を足して、トマト味にしたのが最後の晩餐となった。


当日は「出来たよー!!」「はーい!」「いただきまーす!」で食べちゃって例によって写真は撮らず。

これは後日の復刻メニュー写真。

牛すね肉スープトマト味。
帆立と海老のにんにくバター炒め白ワイン蒸し。
生ハムサラダ。

因みにスープに初めて牛蒡を入れてみた。
ブロッコリーとかグリーンアスパラとか目ぼしい野菜がなかったのが理由だが、
牛肉と牛蒡なら
すき焼きとか、ささがき牛蒡と牛肉で柳川風卵とじとかするし、
絶対合うと思って。
結果は○。(後日、おでんにも入れてみた。ごぼう天とかあるし…と思って。こちらはまあまあだったかな。)

兎にも角にも30年の長きにわたる子育てはこれで卒業なのであった。

よく頑張ったね。(誰も言わないので、自分で言う。)カンパーイ!!(別にお酒は飲まないが…)