スペキュロス的食メモ

”食べること”に興味あり。食から季節や文化を感じながら暮らしたい。

カルダモンのきいたシナモンロール

テレビ番組で積極的に見ているのはNHKブラタモリTVKの再放送のチャーリーズエンジェルだけである。
食事時、食後には見るものがなくて最終的にBSの旅番組に落ち着いたりする。

以前に白石美帆嬢が北欧を旅する情報番組でその地のシナモンロールが出てきた。女史食して曰く、
「カルダモンのスパイスがきいていてこの味好きです。」
シナモン大好きな私としてはその時からカルダモン入りのシナモンロールというのがとても気になっていた。

富澤商店でカルダモンを検索すると、カルダモンを使ったレシピが出てくる。
その中にシナモンロールがあった。
お気に入りに登録している人数も多い。

一寸ボリュームのある甘いものが食べたくもあったので作ってみた。

-材料-
生地
  強力粉          300g
  ドライイースト      小匙1/4
  砂糖            40g
  塩              3g
  カルダモン        小匙1/4  
  バター(食塩不使用)  50g
  水             170g
  スキムミルク       大匙1と1/2
  全卵            30g
フィリング
  シナモンパウダー    適量
  グラニュー糖       45g
  バター(食塩不使用)  適量
仕上げ
  全卵            適量
  アーモンドプラリネ    適量

生地はHBにお任せして捏ねてもらい、ボールに入れて冷蔵庫の野菜室でオーバーナイト。…水の温度を30℃にすることだけは気を使う。ドライイーストを小匙1の水でよく溶いておく。
なかなか2倍の大きさに膨らまなくて、18時間くらいかかってしまう。
もう少しドライイーストを増やしてもよいかもしれない。

2倍に膨らんだ生地

ガス抜き、丸めなおしの後、ベンチタイム15分。













丸めなおしたの & ベンチタイム後

ラップとめん棒を使って20㎝x50㎝にのばす。



上部3㎝を除きバターを塗る。



シナモンとグラニュー糖を混ぜておく。…シナモンシュガーくらいの色にするには、かなりのシナモンが必要。途中であきらめ、色は薄めでOKにする。結構香りはする。
バターの面に混ぜたシナモンとグラニュー糖をまんべんなくふる。…レシピの量はかなり多く、私は半分強で止めた。後は色付けに市販のシナモンシュガーをふった。



手前から生地を巻く。…砂糖の面と生地の面が付かなくて巻くのが結構難しい。



とじ目を下にしてスケッパーで台形にカット。



台形の短い辺を上に向け中央を菜箸で押さえる。



二次発酵。35℃40分。

表面に卵を塗り、アーモンドプラリネをトッピング。



電気オーブンで200℃14分。


カルダモンがきいたちょっと癖っぽいシナモンロールは私好みだった。
ほんのりカルダモンなら、市販でもお目にかかったことがありそう。

トッピングのアーモンドプラリネはアーモンドを細かく砕いて砂糖を絡めローストしたもの。香ばしさが、一本調子の味に変化をつけてくれる。シナモンロールの味にアクセントとなって食べていて楽しい。

しかし、使ったバターと砂糖の量が半端でなかった。
もう、パン屋さんでシナモンロールを買う気はしないかも。

手作りシナモンシュガーがたっぷり手元に残っている。


お次は食パン焼いて、シナモントーストにいたしましょうか。