スペキュロス的食メモ

”食べること”に興味あり。食から季節や文化を感じながら暮らしたい。

病院帰りの寄り道

一年に一回の病院の検査が終わり、無罪放免となったので、寄り道がてら、色々周ってきた。

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くりはちが火曜まで出店中。(水曜からは銀座三越

紀美野栗。
紀美野栗は二年ぶりだそうで、私は初めて也。
並んで販売していた中山栗が後からじわっと栗の味が広がってくるのに比べ、はじめにがつんと栗の味くる感じ、とは店員さんの説明。両方試食。なるほどね。

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高島屋行ったら必ず買うのが村上重。


いつもの茄子のぶぶ漬、生しば漬、に加えて今回はこぶ大根も。

※こぶ大根だけは消費期限がすごく短い。
夕食に付けていただくのが今から楽しみだ。

※御飯の上に茄子のぶぶ漬をのせ、熱々のお茶をかけていただく。
気持ちがゆっくりほぐれていく。

※海苔の上に御飯。その上に生しば漬をのせ、くるっと巻いてパクっと。
やっぱり生しば漬のお新香巻は好きだ。
若い頃、デートのお昼に色とりどりのお新香巻を持っていったら(色とりどりに魅かれて)、海苔巻きは干瓢でしょ!とボーイフレンドに言われた。海苔巻きは干瓢、おむすびは梅干しに決まってるでしょ!なのだそうだった。(過去完了)そりゃあ私だって助六は好きだし、明太マヨネーズのおむすびなんてあっかんべーしたいけど、生しば漬のお新香巻だけは未だにだあ~い好きなのだ。

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日本橋高島屋に行ったらいつかは寄りたいと前々から思っていたのはすきやばし次郎
本店は敷居が高いが、デパートの中に出ているお店なら、一人でも入れる。
丁度お昼時分だったので、いざ敢行。

3000円の握りをいただく。

お店で写真は憚られたので箸袋で失礼します。

正直なところがっかりした。
別に美味しくなかった。
ネタの味がしないのである。
小肌は酢と塩がきつめ、いくらは塩漬け、穴子はかなり甘め、玉子は蒲鉾みたいな食感で味は洋風。(美濃吉の伊達巻も味が洋風で美味しくなかったのを思い出した。)
お茶もぬるかった。

小綺麗に握ってある。
さかなの味がしない。
御飯はパサパサしている。
こんなところが外人さんには受けて星が付いちゃったのかしらん?

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気分直しにもう一回デパ地下へ。(どっちみち地下鉄に乗るので地下にはいくのだが、)地雷やで天むすを買う。黒米の天むす。名古屋の帰りにはいつも買って、帰路の新幹線で夕食にするのだが、今年はスケジュールがビチビチでデパ地下行けず、買えなかったのでリベンジでもある。

帰宅してから熱いお茶を淹れ、いただく。
こっちのほうがずっと美味しい。
安上がりな私。

自分で天むすを作るとどうしても御飯が多めになってしまう。プロの天むすの御飯の量も確認したかった。私のは地雷やさんの御飯の3~4倍はあるということが判明。

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高島屋での用は済ませ、代官山の「かまわぬ」へ。
12月になって干支のこけしを買いに行っても大抵売り切れでお取り寄せになってしまうので、11月に入ったら、即買いに行こうと思っていたのにすっかり忘れていた。
まだあるといいのだけど…
大丈夫だった。

トリではなくヒヨコだった。

ウサギから始まって7つ揃った。

クリスマスバージョンのこけしも雪だるまがニューフェイスで加わっていたのでこちらも購入。



こちらはトリオとなった。

「かまわぬ」は手ぬぐいやさん。
”うら見十二支”の手ぬぐいが可愛かった。十二支が並んで背中を見せて日の出を見ている中でトリだけこっち向きでジャンプしているのだ。年内にもう一回行って買ってこよう。

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シェ・リュイでパンを買う。
湯種も天然酵母も売り切れていたので、ブールと全粒粉の食パンを買う。
ここのパンは久しぶりだったが、やはり美味しい。

ピーコックで群馬産の高いほうれん草などを買い、(これが結構量があり、結局お得だった。)帰宅の途につく。