スペキュロス的食メモ

”食べること”に興味あり。食から季節や文化を感じながら暮らしたい。

箱根富士屋ホテルのディナーに感激!!

10月18日泊で行って来ました、箱根富士屋ホテルに!!
クラシックホテルで人気のあの箱根富士屋ホテルです。
クラシックホテルに憧れている者でありますが、ここ15年ぐらいで、万平ホテルに始まり、奈良ホテル金谷ホテル、そして富士屋ホテル。あとは東京ステーションホテルと山下町グランドホテルを残すのみとなりました。(奈良ホテルはシングルだったので新館にお泊りとなってしまい、是非、誰かを道連れにもう一回行ってみたい)

ホテル西洋銀座はクラシックではなかったけれど、華やかではあったけれど、行き届いていて落ち着ける雰囲気だったのに今はもう無い。
ホテルオークラ本館も大倉集古館もいい感じを出し始めていたのにお取り壊しになるそうで閉鎖。
最近都内にジャンジャン建っている新しい外資系などのホテルはこけおどしみたいで大雑把で味気なく興味ない。
ホテルだけではなく、代官山や表参道の同潤会アパートとか私の好きな場所はどんどんなくなっていく。
再開発なんて大っ嫌い。
というわけでクラシックホテルへの思い入れも日増しに強くなっていくよう。

今回、富士屋ホテルの中でも一番最初に建てられた本館(明治24年)に宿泊することが出来てワクワクで、そのことに気を取られていたのですが、ディナーが思いのほか美味しくてまたまた感激なのでした。

今回はグルメMEMOにちょっと相応しく富士屋ホテルのディナーなどを…

MENU 
スタンダードなコースです。

★お飲み物…パイナップルジュース
後で、バーに行きたいと思っていて、ここではアルコールはパス。喉に良いというパイナップルジュースを注文。

★パン&バター…バケットクルミ入りブレッド・丸い甘めのバンズ

★帆立貝とサーモンのマリネ 柚子風味のヴィネグレット


油断していたところへ
この前菜がガツンと。

美味しい。

この後、夢中になってスープ・魚といただきました。(写真撮るのも忘れて)

★トマトのポタージュ…3日かけて作るコンソメを基に作ったポタージュ。

かますのポーピエットに茸の軽い煮込み…かますと魚のすり身の味を壊さない
                           白い上品なソース。
★牛ロース肉のソテー トリュフソース


外はカリッと
中は赤みを残し焼いてある、
お肉の味がなんとも言えない。
こんなに美味しいお肉は初めてかも。









洋梨のムースとシャーベット

シャーベットが無茶苦茶美味しい。
私、洋梨好きだし…
ムースはまあ普通。
コースの中でこのスウィーツだけが普通でした。



★コーヒー






















ごちそうさまでした。

ついでにバーの写真も

バー・ヴィクトリア

飲み干したダイキリのグラス。




















翌朝は菊華荘で和朝食。
ホテルの和朝食はいつも何だかなぁと思ってしまう。菊華荘を見るのが目的だったので、まあよしとする。
本館へ帰る道すがら、ピコットで富士屋ホテルのパンを購入。昨日食べたバケットが600円也。アップルパン・あんぱん・ブルーベリーパン・アールグレイサブレを購入。私はブルーベリーパンを食べましたが生に近いブルーベリーがゴロゴロ入った噛みごたえのあるパンで非常に美味しかったです。