明治のおやつ
杏ソースまだあります。
白玉にかけるのが一番美味しい。
寒天・白玉・杏ソースに三越の小豆缶とくれば、あとはもう赤エンドウ豆を茹でるっきゃない!!
一晩水に浸け、たっぷりの水で茹でて、茹でこぼし、もう一回たっぷりの水で茹でます。
チョット豆が古かったので心配でしたが、柔らかくなりました。
しかし、こんなに茹でてしまってどうするんですかい。
以前にもたくさん茹でて、腐らせて捨てたことがあります。
うーん。冷凍グリーンピースというのがあるし、冷凍してみようか…
正解でした。
これなら、何回か、みつ豆が楽しめます。たっぷりのお豆で…
立田野のあんみつなんか、すごーく高いのにお豆が申し訳程度しか入っていなくて不満。だから私はいつも豆かんを買って白玉やあんこを自分で足してあんみつにしています。お豆がたくさんないと嫌なのです。
杏ソースと白玉と三越のゆであずきとえんどう豆、大好きなものを一堂に会して私のおやつ。
母方の祖母は神田生まれの神田育ちの本物の江戸っ子ですが、子供の頃のおやつはこの赤えんどう豆を茹でたのに、蜜をかけたものだったそうです。
あんみつを食べる時はいつもおばあちゃんの子供の頃のおやつの話になり、
“子供のの時からそういうものがおやつだったんだから明治生まれは丈夫なのよねぇ”
が、母の決まり文句でした。