スペキュロス的食メモ

”食べること”に興味あり。食から季節や文化を感じながら暮らしたい。

小豆攻め

新米のお餅(買った時は新米でしたが…)の消費期限が迫り、
この暑いのに小豆を煮てお汁粉を作り、
家人に強要している今日この頃。

お餅を半分に切って焼いたら、殊の外可愛らしく、パチリ。




お汁粉をよそったら、お餅がしぼんでしまいました。
貫禄のお椀でいただきます。

小豆を煮て、自分で甘さを調節し、あまり甘くない豆の味のするお汁粉にするのが好きですが、一寸さらっとしすぎるので、三越のゆであずき缶を足して味を調節します。甘味とコクが加わる感じ。



わたくしが子供の頃からこのパッケージです。

最近はレトルトタイプもあり、通販で扱っているのでそちらを利用していましたが、
なんだかアルミのパックは嫌なので銀座三越デパートの地下食品売り場で探して、この缶詰を見つけた時は心の中で飛び上がって喜びました。だってそっくりそのまま変わっていなかったから…味もそのまま。

子供の頃、何故かいつもこの缶詰が我が家にはあり、(たぶんお中元で毎年頂いていたんだと思います)夏のかき氷はこの小豆でした。母は“いちご”とか、“メロン”といった色つき水が嫌いで、かき氷は小豆なのでした。子供心に「たまには赤いのとか黄緑色のとか食べてみたい。」と思った記憶あり。駄菓子屋もダメ。お祭りの縁日で買っていい食べ物はべっこうあめだけでした。

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今週はお世話になった人の個展があり、銀座へお出かけ。
久しぶりに千疋屋でパフェを食べ、帰りには三越でゆであずき缶を買おう!と個展を見た後のFunScheduleに余念がない私。


7丁目に千疋屋があったころは専ら7丁目のお得意さんでした。
4丁目より7丁目のパフェの方が絶対に美味しかった。


木村屋の桜あんぱん、うぐいすあんぱん、杏ジャムぱん
仙太郎の若あゆ(個展の手土産のついでに自分の分も)、水無月(白・黒・抹茶)
鶴屋吉信の本蕨水ようかん

と出たついでに色々買って小豆だらけになってしまいました。



桜あんぱん→先日自分で桜あんぱんをつくったばかりなのでつい。
うぐいすあんぱん→木村やのあんぱんの中でうぐいすが一番好き。
杏ジャムぱん→江国香織の「ジャミパン」という絵本を読んで以来、定番に。

水無月→名前の通り、6月のお菓子。間に合ってよかった。
若あゆ→これも初夏の季節もの。

本蕨の水ようかん→お中元のWebページで見て気になっていたもの。

なのでした。