スペキュロス的食メモ

”食べること”に興味あり。食から季節や文化を感じながら暮らしたい。

ためてしまった絵日記をかくが如く④

6月14日
 
久しぶりで山王日枝神社にお参りに出掛けました。
山王祭?の最中で境内に屋台が出ていたり、大きな輪くぐりが置いてあったり、人出も多く、お参りするまでちょっと並んだりして いつもよりざわざわ。
でも 私は努めていつも通りの順序でお参りを済ませます。
屋台をかきわけ、いつものところで手を洗い、
人々をよけながら、道の真ん中を歩かないようにし
後ろにも人は並んでいますが、気のすむまで手を合わせ、
神輿の担ぎ手が休んでいるところをくぐって、正面階段の横の大銀杏の木に手を当ててパワーを注入。
 
お参りが済んだら、いつも通り砂場へ。
 
ここ砂場は昨年夏ごろ立ち寄ったらすっかり取り壊されて建て替え工事中でした。
非常にショックでした。
ビルかなんかになってしまうのかしらん、と思っていました。
また一つ私のお気に入りの場所が消えるのかと思っていました。
 
今年の一月、日枝神社初詣のあと、恐る恐る立ち寄ると、
なんと壊す前のお店そっくりそのままに建て替えが済んでいました。
おかみに元通りに建て替えられていてうれしい旨を伝えると、
耐震工事をしていたそうです。
元のままにお店を建てるところに このお店の心意気を感じました。
 
今回もいつも通り “天ざる” をいただきました。
 
お宮でいつも通りお参りを済ませ
変わらない心意気のお店の変わらないお品をいただく。
そうすることで私は気持ちが落ち着き、自分を取り戻すのだと思います。
自分を取り戻した後は、絵を描いて自分を解放する。
 
気持ちのよいお店をあとにしながら、そうやって自分を確認。
 
帰りはキャピトル東急発のSHIBUYA VISITを使ってみようとかねがね思っていたので着た道を戻る恰好に。
行く途中、鮎があったら買おうと思い、塩野に立ち寄る。
鮎はなく、どら焼きをひとつ購入。どら焼きひとつでも丁寧の応対していただく。
SHIBUYA VISIT は大型バスを私が1人がほぼ貸し切り状態でしたが、時間はとってもかかりました。それは分かっていたことですが…
 
 
さてさて
帰宅後、塩野のどら焼きをいただきました。
こちらのどら焼きは初体験。
 


 
むやみに大きいという訳ではなく、
でもドーンとした大きさと持ち重りのする感じ。
 

 
皮はものすごくしっかりしていてどっしり。噛みごたえすら感じる。
餡子はぬれ甘納豆思い起こさせるほど小豆の一粒一粒を大事に煮た感じ。
 
とにかく 今時、受けているフワフワ口当たりの良いどら焼きとは一線を画すものでした。
100%好みとは言いませんが
どうだ!これがお茶会のお菓子を納める様な老舗和菓子やの作るどら焼きであるぞ!参ったか!
とお菓子が言っています。
恐れ入りました。
 
 
 
今年も時鮭の季節がやってきました。
一回は食べておきたいもの。
 

 
プレッセで切り身を購入し、軽く塩をして焼きます。
自分の分だけ。
(夫は普通の紅塩鮭とかの方がいいらしい、と分かったので)