スペキュロス的食メモ

”食べること”に興味あり。食から季節や文化を感じながら暮らしたい。

時知らず鮭

時知らず鮭ってご存知ですか?
 
安野モヨ子さんの「くいいじ」のイラストの中にあり、
なんだかとっても美味しそうな匂いがしたので
ちょっと気にかけていました。
 
始めにアンテナにひっかかたのが
スーパーマルエツの時鮭の切り身・二切パック398円。
甘口・辛口とあり、塩味がついているものでした。
 

最近購入したもの。298円になっていました。(*^^)v
 
…時鮭とは時知らず鮭の略称也、の但し書きがどこかにあったような、なかったような?だから買ったように記憶しているのですが…
 
当然、甘口を買い、食べてみると、
身がすごく繊細であっさりしていて美味しかったのでした。
 

 
私にはちょっと塩気が気になり、
半分食べて、残りは次の日の朝ごはんの楽しみにしました。
次の日の朝ごはんが楽しみなんて、美味しいパンを買った時以外では なかなかないことです。
 
 
“時鮭”という文字は何となく目にしたことがありましたが、
 
“時鮭”とは“時知らず鮭”の略であるということも知らなかったし、
 
認識して購入し、食べたのは初めてでした。
 
 
時知らず鮭とは
鮭の旬以外(春~夏)に採れる白鮭(日本で採れる一般的鮭)のことで
卵巣・精巣が成熟していないため身肉に脂があり、大変美味なのだそう。
 
 
なるほど美味しいわけだワ。
 
 
 
しばらくして、今度はプレッセで-時知らず鮭の生の切り身-を発見!!
 
今が旬で脂の乗り具合が絶品であることやら、塩はほんの少しでよい等の説明もあり
 

 
こちらは なんと 二切れ1480円。
でも どうしても食べてみたい。
ステーキよりは安いし…と
迷わず購入し、ほんのひとつまみ塩をして
焼きました。
 
なにこれ。
 
❤!!美味しい!!❤
 

ほんの少しお醤油をた垂らすとグッと味がひきたちます。
 
 
 
いやー 56歳まで生きていてよかったぁ いう感じです。
 
<ぶりカマに塩をして焼き、カボスを絞っていただく>
のと双璧のお魚を食べる楽しみとなりました。