ウェッジウッドのショートブレッド
子供がピアノを弾かなくなって以来、人形の飾り棚と化していた我が家のピアノ。
訳あって昨年から私はピアノを弾き始めている。
ピアノを触るのは二十数年ぶり!!
勿論ピアノの方もお手入れしていなかったので、漸く曲が形になる頃には左手のファが鳴ったり鳴らなかったりになってしまった。
以前は自由が丘ヤマハに調律してもらっていたが、そこはとうの昔になくなっていてパチンコ屋になっていたりする。(これだけ見ても日本って良くなってない、って思う。いくらビルばかりジャカジャカ建てても駄目だ。)
相談会に出かけるも、20年以上調律していないのと、ピアノの購入が55年前(と言ったら絶句され)ということで調律・修理で予想をはるかに上回る費用を提示された。
“思っていた以上の費用なので考え直す”旨を伝えると、無料診断だけでも受けてみたら?と言われ、別のところに頼むのだからどうでもいいと思ったけれど、ついそうですね、とお願いした。
2本ペダル
絶句の対象
ピアノの中に貼ってある調律記録を見て、うちのピアノを調律したことがあると分かる。さらに、最後の数回調律したのは相談会で相談した人だと分かる。もうびっくり!!ご訪問の調律師さんは私よりびっくりしているようで、数年にわたり自分たち
が調律してきたのだからと破格で調律と鳴らない箇所の調整をしてくれた。
なんだかキツネにつままれたような。。。
私って運がいいのでしょうか?
3時間近くの作業になったので、お茶に+クッキーをお出しする。
美味しい、と言ってお召し上がり頂き嬉しい。
こんなところで役に立ってよかった。
数の子とタコのマリネ
おせちの数の子はそんなに美味しいものではなく、いつまでも残っているもののひとつ。
塩抜きした数の子が余った時のアイディア料理の一品。
数の子とタコのマリネ
作り方を簡単にご説明。
・塩抜きして薄皮を剥いた数の子、ゆでダコは薄くそぎ切り。
・玉ねぎは薄切り。
・ニンニク(ひとかけ)のすりおろし、レモン(1/2個)の絞り汁、レモン(1/2個)の皮の
すりおろし、EX.V.オリーブオイル(大匙2~3)、塩(適量)を混ぜ、上記のものを加
える。
・イタリアンパセリを散らす。
これでちょっとしたイタリアン風前菜の出来上がり!
きょうやっとゆでダコを買い、作る。
玉ねぎは赤玉ねぎがあったので、それを使用。ゆでダコと色が被ってしまった。
イタリアンパセリなどという気の利いたものは冷蔵庫には無かったので、普通のパセリを散らす。
うーん!満足な一品。
「天ぷら山の上」小海老のかき揚げ丼
お正月のニューフェイス
三が日の朝のお雑煮とお節のお重。
元日のウィーンフィル・NewYearConcert。
こんなところが、私が“ああ新年を迎えたなぁ”と感じるところでしょうか。。。
お正月に向け、今回新登場だったのは
☆金時人参。
…鮮やかな赤で、型抜きもウキウキした気分になり楽しい。
…お節の赤がいつもと違って新鮮。
☆小布施栗のみで作った「小布施堂の栗鹿ノ子」。
…毎年、栗きんとんは作らず「小布施堂の栗鹿ノ子」ですが、今年は奮発して小布施栗のみで作った物にバージョンアップ。
栗も餡も流石でした。
☆東京會舘のクッキー。
…クリスマスに引き続き東京會舘。
お正月用の楽しみとしていつも何かしらスィーツを用意します。
こちらも美味しかったです。
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ここ十年位、晴れ着とは言わず、普段着でいいからお正月に着物を着たいなぁという思いがチラッと頭を掠めるのですが、毎年の年末のバタバタを思うと“とんでもない話だわ。”と溜息です。
番外・トロかつお
息子の住まいの近所に生鮮館なかむら上賀茂店というスーパーがあります。
品数が多くはないのですが、お刺身が安くて美味しいので、ちょくちょく覗きます。
5日間の夕食で 海鮮丼・マグロの山掛け・そしてこの日のカツオのお刺身 と3日お世話になりました。
この日はパスタにしようかなぁ、とサラダのトッピングの生ハムなんぞを買いに行ったのですが、かつおの柵が目に飛び込んできました。580円。安いし、凄く美味しそう。
これぞ、トロかつお と言うべき哉。
前菜と称して、一口ごとに「美味しい~!」を連発しながらあっという間に食べてしまいました。
こんなに美味しいものに出会わせてくれた親孝行の息子に感謝しつつ。。。
おかげさまでパスタの方は消化試合となってしまいました。
祇園界隈のお店
八坂神社の狛犬さん“阿”の視線の先に「いづ重」があります。
夏は季節柄、持ち帰りの“お稲荷さん”は作っていなくて お彼岸以降ということでした。
満を持して?“お稲荷さん”を買いに。。。
鯖も季節なので、鯖寿司も。。。
柚子の風味が効いています。
酢飯の中には山椒の実が入っています。
鯖寿司
昆布は外して食べます。
左…お稲荷さんの箱の掛け紙 & 右…鯖寿司の掛け紙
満足の二品でした。
💛💛💛💛💛💛💛💛
祇園の大通りには「松葉屋」さんもあります。
間口の広い昔ながらのお店ですが、おじいさんが一人でやっていて何時止めてもおかしくないと覚悟しているお店です。
ここの“松露”は絶品です。
やはり夏に買えなかったのは「松葉屋」さんの“松露”。
お店が閉まっていて、もう止めちゃったのかと思っていました。
口の中でトローッと溶けていくあの松露の美味しさはもう味わえないのかとがっかりしていました。
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ちょっとドキドキでしながら、八坂さんの方から河原町の方に向かって歩きます。
☻開いていました☻「松葉屋」さん。
嬉しかったので、松露の他に可愛い干菓子も一箱買いました。
干菓子
絶品“松露”
干菓子の箱 & 「松葉屋」さんの包み紙
ショーウィンドウのお菓子
💛💛💛💛💛💛💛💛
昔ながらのお店で、続いてほしいと応援したくなるお店がこの界隈には他にも何軒かあります。
その中の2軒…甘味「かさぎ屋」 と ちりめん山椒「あり本」。
微力ながら、行ける時は“三色萩の餅”を頂き、ちりめん山椒“おじゃこ”を買います。
三色萩の餅
おじゃこ
あり本の袋は鳥獣戯画。
紅葉を見に行きました。
紅葉を見に京都へ行ったわけではないのですが…
丁度紅葉の時期で、予てより「永観堂の紅葉はきれいである。」と聞いていたので、お天気はいまいちでしたが、出かけました。
紅葉の美しい写真は世の中に溢れていると思いますので、
一寸変わった2~3枚。
写真女子 3態
偶然です。
銀杏の絨毯に紅葉
中学・高校と修学旅行は奈良、京都でした。
今思うと、我ながらいいコースだったと思います。
(当時、嵯峨野とか大原が乙女のコースでしたが…)
最後は湯豆腐で締めたなぁと思い出していました。
京都・一日目
京都に着いた翌日は、先ずご近所の上賀茂神社にご挨拶。
その後、午前中には売り切れてしまう「神馬堂」の“葵餅”を 運が良ければ買います。
さらに、帰り道すがら 「なり田」で“すぐき漬”。
今回は買うことが出来ました。
神馬堂・葵餅 5個入り。
「神馬堂」の包み紙が可愛い。
撮影する前にいつの間にか一個食べちゃいました。
一旦、家で葵餅とお茶で一服し、北山駅方面へ。
薬局で必要な洗剤などを買い、後は「マールブランシュ」でケーキ、「ブリアン」でパンを物色。
このコースが京都に着いた翌日の定番になりつつあります。
これに関しては、やはりレトロなモンブランが懐かしいのでした。
レトロスペクティブ 自由が丘“モンブラン”
コーヒー豆を買ってすぐは、ドリップの時、挽いた粉の膨らみ方が違うそうな。
先日、豆を買った後も 夫は気合が入っていて、
お茶請け(コーヒー請け)を買いに自由が丘の”モンブラン”へ。
お目当てのシュークリームは売り切れていたそうで、
「定番のモンブランはあったけれど…
今だけ限定の和栗のモンブランもあったけれど、900円だった。」
という情報とともに 手ぶらでご帰還。
それ買ってきてくれればいいのに…と内心思いながら情報を頭にインプット。
後日、ストレッチバレエの帰り。
兎に角900円のケーキを見てみようと “モンブラン”を覗いてみる。
ウィンドウには栗の季節らしいこんなポスターがあり、
定番のモンブランも和栗で出来ていることが分かる。
4時過ぎだったので栗系は定番モンブランが2~3個、和栗の贅沢ロールケーキというのが1個、和栗のタルトというのが880円で売り切れ準備中。
どうやらこれが900円の和栗のモンブランということらしい。
どうしてこう夫の情報はガセなんじゃ!
説明ポスターが効き、定番モンブランとロールケーキを一個ずつ買う。
定番モンブラン
&
和栗の贅沢ロールケーキ
半分ずつ頂く。
夫はコーヒー、私はたっぷりの紅茶で。
モンブランはポスターのように縦半分にカット。
ほとんどがクリームという今時のモンブランとは一線を画す、スポンジ部分が半分を占めるレトロなケーキ。
安心な美味しさ。
ポスターのおかげで ひとつひとつの正体が分かり、
横倒しにしたケーキのクリームとスポンジやメレンゲをミックスさせながら食べたら、いつもより数段美味しかった。
いと満足。
ロールケーキはクリームたっぷりの今時風。
“モンブラン”といえども営業努力してますなぁ。
こちらもなかなかの美味しさではありました。
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昨日は自由が丘で2時間ほど時間に余裕があったので、またまた“モンブラン”へ。
午前中だったのでずらっとケーキのラインナップ。
和栗のタルトでお茶。
和栗のタルト
これは確かに和栗のモンブランだわ。
これも今時風のモンブランに仕立ててあるが、土台のタルトは1,5cmはあり、
バターたっぷりのソフトクッキーのようで“モンブラン”らしい。
幻の栗といわれる利平栗を使ったマロンクリームが風味豊か。
利平栗なので880円ということらしい。
食べかけでお行儀が悪いのですが、中はこんな。
芯にチョコスポンジを使っているところも“モンブラン”らしい。
ボージョレ・ヌーヴォー2018
ハーフボトルを買い、参加。
渋谷とかには行かなかったので良くはわかりませんが、
最近、ボージョレ・ヌーヴォー解禁を騒ぎませんね。
以前はプレッセですら試飲などやっていました。
昨年は幕も張っていなくて私は日にちを間違えたのかと思ってしまいました。
今年も静かなワインの売り出しでした。
サーモンの刺身
生ハム・レタス・人参・ブロッコリースプラウトのサラダ
亥の子
人生初・亥の子餅。
虎屋製。
きな粉・干柿・ごまを混ぜ込んだ餅製の生地で御膳餡を包んであります。
亥の子とは旧暦10月の上旬の亥の日のことで
この日に無病息災を願い、亥の子餅を食べるのだとか…
(亥の子餅は“京都人の密かな愉しみ”で知りました。)
因みに今年の亥の子は11月15日。
虎屋さんでは11月いっぱい亥の子餅を作っています。
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このお餅の意匠が猪の子を表現しているのなら、凄いイマジネーションの飛躍と無駄のない単純化に脱帽です。和菓子の意匠には「参った」がいっぱいです。食べるもので作っているところ、食べてなくなってしまうところも「参った」なのです。
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さて、11月になると代官山の“かまわぬ”へ行き、干支の豆こけしを買うことにしています。
今年はコレ。
九つ揃いました。